実績

実績(修了生の実績)

  • 大英産業 新規事業開発本部 部長

    北九州まるごとエコタウン事業

    福岡新規事業開発プロジェクト研究(第3期)修了生

    新規事業を担当することになり、新規事業の構想を形にする方法を学びたいと考えていたところ、研究員募集を知りました。新規事業の専門家や、さまざまな分野のプロの方から学ぶことで、アイデア発想の考え方や、発・着・想、「これ面白いな」と思ったことをどう事業構想まで落とし込むのかを習得できると思い、参加を決意しました。

    私が研究を通して考えた構想は、「北九州まるごとエコタウン」という事業です。北九州は元々工業で発展した街でしたが、公害などを生み出したことによって、現在は環境・エコに対して積極的な取組をしている企業が増えています。世界、日本国内から見ても北九州のもの・エコづくりに着目している方が多く、年間約57万人が北九州に来ています。この動きはまだまだ広げられるのではないかと思い、北九州全体の企業と一緒になって事業化していくことを目指しています。例えば、北九州へ企業視察に来た方へ、視察と同時に北九州の地元食と文化や観光体験ができるコンテンツの提供などを考え、社内での事業実現を推進していきます。

  • 株式会社誠勝 取締役社長室長・上級デジタルアーキビスト 寳德 真大 氏

    デジタルアーカイブの利活用教育サービス

    奈良市みらい価値共創プロジェクト研究 修了生

    プロジェクト研究に参加した当初は、貴重資料の原本を壊さない電子化の会社と認知されていましたが、今回の事業構想の経過を通じて「デジタルアーカイブのトータル会社」と、会社全体をリブランディングすることができました。
    事業構想する時は、結果から考えがちですが、その手前の「お客様の課題は何か」「お客様が何を得られるのか」いう点を正確に掴むことが重要だと、研究会を通して得ることができました。
    また、研究会の魅力の一つは、社外の人と意見交換できる機会が持てることです。自分の会社以外の人たちと、事業に対して、また仕事に対して、本気で議論ができるところは他にはなく、得るものが大きかったです。
    研究会では事業構想計画「デジタルアーカイブの利活用で司書・学芸員の輝く奈良へ」を作成し、すでにプレスリリースで配信しましたので、今後、自社の新たな事業として進めていきます。

  • エンザイム・センサ 研究員

    Sakeメトリクス事業〜日本酒の味わいが視える受託測定サブスク〜

    つくば新事業プロジェクト研究(第3期)修了生

    日本酒は毎年約2万銘柄発売されていると言われる。しかしラベルからの情報は専門的で分かりにくく、味わいの予想と実感が異なることがあるため、銘柄の多様性がある一方で、消費者にとっては選択の難しさがあることを課題として捉えました。

    そこで、自社の強みである、酵素を用いた食品成分の簡易比色測定キットを活かし、日本酒の受託分析を行い、味わいを科学的に見える化する事業を構想しました。
    日本酒の味わいを構成する成分のうち、グルコース(ブドウ糖)、乳酸、グルタミン酸等をキットで測定し解析したマップを「SakeMetricsMAP(サケメトリクスマップ)」と命名。日本酒の受託測定とメトリクス情報をセットで提供する会員制サブスク事業を計画しています。さらに、インバウンドを見込んだ日本酒試飲ブースでの販促や飲食店における料理とのペアリング(メニュー開発)での利用を目標にしています。また、会員が自分で測定できる「お酒ミエール」の販売も行う予定です。